2022.6.3 朝刊読みどころ

1.島根原発再稼働へ(1面と25面)
 中国電力島根原発2号機(松江市)を巡り、島根県の丸山達也知事が再稼働への同意を表明しました。理由について県議会本会議で「現状では原発が一定の役割を担う必要がある」と説明しました。これで地元同意は出そろったことになり、安全対策工事などを経て再稼働は2023年度以降になる見通しです。地元では事故が起きた際の避難計画に不安が残ります。
2.露軍ドローンに日本部品(1面と3面)
 ウクライナで墜落したロシア軍のドローン(小型無人機)から日本製の部品が次々と見つかっています。例えば、大手カメラメーカーのマークが付いた一眼レフカメラを取り出す動画が投稿されています。軍事転用の恐れがある製品や技術の輸出は、国際的な枠組みで規制され、違反すれば罰則や制裁を受ける恐れがあります。部品を製造した企業に言い分を聞き、日本政府がどのように対応するのか取材しました。
3.給付金詐取 受給金8割、リーダーに(24面)
 新型コロナウイルス対策の持続化給付金の詐取事件が相次いでいます。東京国税局職員ら男女7人が逮捕された事件では、不正受給金の8割は海外に出国中のリーダー格の男性(31)に渡っていたようです。不正受給の名義人になった大学生らは、仮想通貨(暗号資産)関連の事業「マイニングエクスプレス」に投資すると中心メンバーから説明を受けていましたが、配当金などは確認されていないそうです。

0コメント

  • 1000 / 1000