2022.5.27 朝刊読みどころ

★本日の読みどころ<1> 
「自民議員 19年参院選の公示前に寄付/県議22人に一律30万円」(1面)
 2019年の参院選公示約1カ月半前に、自民党の堀井巌参院議員(56)=奈良選挙区=が代表を務める政党支部が選挙区内の全自民県議22人(当時)の関連政治団体に一律30万円の寄付をしていたことが判明しました。再選を目指していた堀井氏は初当選した13年以降、この時以外にこの種の寄付はしていません。自民党を巡っては、国政選挙の候補者側が選挙前に京都府支部連合会(府連)を通じて地方議員側に寄付を分配したことが、公職選挙法に抵触するのではないかと国会で問題になりました。今回は堀井氏が代表を務める政党支部が、地方議員の関連政治団体に直接、寄付していたという形です。
   
★本日の読みどころ<2>  
「流産の喪失感 癒やすには」(15面)
 大切な人と死別し、喪失感に苦しむ人を支えるグリーフケア。2度の流産と、子宮外妊娠でおなかの中の子を亡くした米カリフォルニア州在住の医師、フォックス聡子さん(40)が、流産などを経験した人を支援する活動をしています。当事者と医療従事者という立場から、必要とされるサポートと、医療機関に求められる対応についてホームページなどで紹介しています。
★本日の読みどころ<3>  
「船体再つりあげ 海面上に/知床事故 きょうにも陸揚げへ」(26面)
 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は26日、えい航中に落下した船体を引き揚げる作業を再開しました。船体は海面上まで浮上し、同日午後7時過ぎに作業船への横付けが完了しました。網走港(北海道網走市)に陸揚げ後、1管が原因究明に向けて船体を本格的に調べます。

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