2022.5.14 朝刊読みどころ

★本日の読みどころ<1>  
露占領ウクライナ南部の州 世界から隔絶 ネット途切れ警察機能せず(1面と9面) 
 ロシア軍に占領されたウクライナ南部ヘルソン州では、警察が機能しない無法地帯が生まれ、インターネットもつながりにくい「世界から隔絶された場所」に変貌したといわれます。避難した親子が毎日新聞の取材に応じ、変わり果てた街の様子を打ち明けました。 「ロシアはウクライナ人を全く気にかけず、破壊しかもたらさなかった」と言います。
★本日の読みどころ<2> 
EU大統領広島訪問 露の核言及「許しがたい」 (29面)
  欧州連合(EU)のミシェル大統領が13日、広島の原爆資料館を視察し、原爆慰霊碑に献花しました。ミシェル氏はウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が核兵器の使用に言及したことについて、「恥ずべきで許しがたい」と非難し、被爆地から「世界の平和を守り、強化しなければならない」と訴えました。「世界から大量破壊兵器を廃絶しなければならない。この街はそれが急務であるとまざまざと思わせる」とも述べました。
★本日の読みどころ<3>  
中学教員74%「過労死」超え 勤務記録書き換え「要求」横行 (27面)
長時間労働が問題化している公立校教員の勤務実態について、名古屋大大学院の内田良教授(教育社会学)らのグループが、小中学校教員に実施した独自調査の結果を公表しました。時間外労働では、中学校教員の74・4%が「過労死ライン」を超えたほか、週40時間以上に達した小学校教員の3人に1人が管理職などに「勤務時間の書き換えを求められた」と答えました。内田教授は「長時間労働の影響は子どもに下りてくる」と訴えます。

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