1.沖縄復帰50年企画「不条理 今も」<上>(1面、25面)
沖縄が米国統治下から日本に復帰して15日で50年になります。しかし米軍基地の集中や住民の貧困は今も解消されておらず、沖縄に対する差別は形を変えて存在しています。今も続く「不条理」の現場に迫る企画を本日からスタートさせます。1回目は、人口が密集する市街地に基地がある宜野湾市・普天間飛行場を巡る状況を取り上げます。
2.能登半島 謎の地震・隆起(23面)
石川県能登地方で、これまでにない地殻変動と、それに伴うとみられる頻繁な地震活動が観測されています。3月には最大震度4の2回を含む計22回の有感地震(人が揺れを感じる震度1以上の地震)があり、この地域の1カ月の回数としては最多となりました。専門家は「群発地震」とみています。また、地殻変動はここ3年半の間で隆起が3センチに達し、付近に火山などのない地域では異例といえる現象です。専門家は「大きな地震が起こりやすい状況になっており、備えを徹底してほしい」と呼びかけています。
3.日本バレーボール協会 世界と疎遠に(4面)
古くは「東洋の魔女」、そしてジャニーズ事務所所属のタレントを公式サポーターに起用するなどショーアップされた大会運営に、アイドル並みの人気を誇る男女の選手たち――。多くの人々がバレーボール日本代表に抱くイメージでしょう。ところが、2024年まで国内で主要国際大会は開かれず、関係者からは「もはやマイナー競技」との声も漏れるようになってしまいました。バレーボール界で一体、何が起こっているのでしょうか。担当記者が深掘りしました。
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