1.ロシア戦勝記念日でプーチン大統領が演説 侵攻を正当化(1面)
ロシアのプーチン大統領は9日、第二次世界大戦の対独戦勝記念式典で演説し、2月に始めたウクライナでの「特別軍事作戦」で戦っている兵士について「ナチスが復活しないように、祖国の未来のために戦っている」と称賛しました。また米欧がウクライナに最新兵器を提供していると非難。「避けられない、唯一正しい選択肢として特別軍事作戦を始めざるを得なかった」と主張しました。事前の専門家予想よりも「戦果」を強調しなかった演説のポイントなどをまとめたほか、ウクライナの対応、欧米の警戒などを3面クローズアップでも詳報しています。
2.ウトロ放火 その動機とは。記者が拘置所で面会重ね動機を尋ねる。(社会面)
在日コリアンが集住する京都府宇治市のウトロ地区で民家に放火したとされる被告の裁判が16日から京都地裁で始まります。記者が拘置所で動機を尋ねました。人種や民族など特定の属性を持つ人々に対する差別などから引き起こされる「ヘクトクライム」(憎悪犯罪)という視点で、上下で紹介します。
3.コロナの医療提供体制整備 公金3兆円は有効活用されたか?(4面)
新型コロナウイルスの医療提供体制の整備を巡っては、病床確保支援や医療従事者への慰労金などに少なくとも3兆円が使われたことが分かっています。病床確保が難しく、確保しても有効に活用されていないケースもあり、今年2月には自宅療養者が50万人に上ることもあった。予算は有効に使われたのでしょうか。「見えない予算」と題した深掘り記事(随時掲載)として、コロナであらわになった医療体制の問題点を問うています。
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