2022.4.27 朝刊読みどころ

▽部活 地域移行「3年間で」 民間クラブ受け皿に(3面)
スポーツ庁の有識者会議「運動部活動の地域移行に関する検討会議」は26日、運動部活動の活動主体を学校から地域に移行させることに関する提言案を公表しました。公立中学校の休日を対象とし、2025年度までの3年間を「改革集中期間」と位置付け、各自治体に具体的な取り組みやスケジュールを定めた推進計画の策定を求めるといいます。教員の休日確保が目的ですが、受け皿整備の財源など多くの課題があります。
※毎日新聞は今年、学校の部活を取り巻く問題を精力的に取り上げています。
▽新型コロナ 第7波備え大阪府 高齢者施設対策が鍵(22面)
新型コロナウイルスの「第6波」で死者数が全国最多となった大阪府が、入所型・居住型の高齢者施設に対する独自の感染対策を打ち出しています。第6波の状況を分析したところ、高齢者施設での死亡例が目立ったからです。施設の職員や出入り業者に3日に1回の抗原検査をしてもらうほか、早期治療を可能とするため、オンライン診療や往診などで抗体治療をする医療機関に協力金(1施設10万円)を支給することにしています。
▽知床観光船事故 頑張り屋突然の別れ 休暇旅行中に犠牲 香川の市職員(23面)
北海道・知床半島沖で観光船が浸水した事故で、河口洋介さん(40)=香川県丸亀市=の死亡が発表されました。「頑張り屋だった。勉強も頑張って文武両道だった」。取材に応じた高校時代の恩師は河口さんのことを、そう振り返りました。野球部に所属。3年時はノーシードから勝ち上がり、県大会で準優勝しました。香川県坂出市の職員として働いていて、同僚は「市民にも誠実な対応をする人だった。突然のことで信じられない」と悼みました。

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