2022.4.21 朝刊読みどころ

▽和歌山IR計画頓挫 県議会否決 (1面、25面)
・和歌山県が進めるカジノを含むIR(リゾート)誘致を巡って、県議会は20日、国への計画申請を認める議案を否決。県知事主導で進めていた計画は事実上頓挫しました。IRの関連ではこの日、長崎県議会が可決。明暗が分かれました。既に議会の承認を得ている大阪府、市も計画推進に意欲を示しています。国が進めるIR計画では、当初多くの自治体が名乗りを上げましたが、さまざまな事情で撤退または頓挫。今後の行方が注目されます。
▽学習意欲「わかない」54% コロナ後増加 (24面)
・新型コロナで学習環境が変わったことで、子供たちの学習意欲にどんな影響があったのか。東大とベネッセ研究所が学習意欲について調査を実施したところ、54%の小中高生が「勉強しようという気持ちがわかない」と答えました。専門家は「(コロナの影響で)友達と遊ぶなど学校を楽しくさせる要素が削られている。どうフォローするかが課題」と話しています。
▽1分遅れ賃金カット「違法」 懲罰体質変わっていない (25面)
・JR西日本岡山支社の男性運転士(病死)が、列車の出発を1分遅れるミスをしたことを理由に、1分間分の賃金56円をカットされたのは不当だとして会社を提訴。岡山地裁で判決があり、賃金カットは違法だとして、男性側にカット分の支払いを命じました。この判決について、JR福知山線脱線事故の遺族である男性は、毎日新聞の取材に対し、「JR西の懲罰体質は何も変わっていない」と落胆の声を漏らしました。

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