2022.5.3 朝刊読みどころ

★本日の読みどころ1
「改憲賛成44% 反対31% 本社世論調査」(1面)
 日本国憲法は3日、1947年の施行から75年を迎えました。毎日新聞と社会調査研究センターが4月23日に実施した全国世論調査では、岸田文雄首相の在任中に憲法改正を行うことについて、「賛成」は44%で、「反対」の31%を上回りました。調査方法や質問の仕方が異なるため単純比較はできませんが、安倍晋三氏が首相在任中の2020年4月の調査では、当時の安倍首相の在任中の憲法改正に「賛成」は36%で、「反対」の46%を下回っています。安倍氏が退任し、改憲への警戒感が薄れたことが影響しているとみられます。 
★本日の読みどころ2
「4回目 感染予防頭打ち/ワクチン 高齢者らに限定」(4面) 
 国内では、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の対象者が60歳以上になりました。先行する海外のデータから、同じワクチンの接種を重ねても感染予防の効果が頭打ちとなり、限界がある可能性が示されたためです。オミクロン株などの変異株に対応してきたメッセンジャー(m)RNAワクチンですが、感染者のコントロールには課題も見えてきました。
★本日の読みどころ3
「サッカー元日本代表監督オシム氏死去 評伝」(23面)
 サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシムさんが1日、自宅のあるオーストリアで死去しました。80歳でした。機知に富む「オシム語録」は心に響き、皮肉っぽいユーモアには人としての温かみがありました。大島祥平記者が、オシムさんの人生を「評伝」でつづります。

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