2022.4.19 朝刊読みどころ

★本日の読みどころ1 
「民間人被害拡大の恐れ マリウポリ」(1面)
 ロシア軍に包囲されたウクライナ南東部の要衝マリウポリの攻防を巡り、ウクライナのシュミハリ首相は17日、米ABCテレビで「(マリウポリは)まだ陥落していない」と強調しました。ロシア軍は「抵抗すれば全滅させる」と降伏を迫っていますが、ウクライナ当局によるとウクライナ軍が拠点とする製鉄所には子どもを含む市民約1000人が避難していて、さらなる民間人被害が懸念されます。
★本日の読みどころ2 
「中国GDP4.8%増 政府目標下回る」(1面、2面)
 中国国家統計局が18日発表した2022年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比4.8%増でした。8四半期連続のプラス成長で、成長率は21年10~12月期(4.0%)を上回りましたが、22年の政府の成長率目標「5.5%前後」の水準を大きく下回りました。前期比も1.3%増と、10~12月期(1.5%増)より減速し、景気回復の勢いは弱くなっています。
★本日の読みどころ3 
「籠池夫妻に実刑判決 森友学園補助金詐取」(25面)
 学校法人「森友学園」が国や大阪府などの補助金計約1億7600万円を不正受給したとして、詐欺などの罪に問われた学園理事長の籠池泰典、妻の諄子(じゅんこ)両被告の控訴審判決が18日、大阪高裁でありました。西田真基裁判長は、籠池被告を懲役5年とした1審・大阪地裁判決を支持する一方、諄子被告を懲役3年・執行猶予5年とした1審判決を破棄して懲役2年6月を言い渡しました。両被告は最高裁に即日上告しました。

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