★本日の読みどころ1
「本社戦中写真6万点 アーカイブ化」1、13面
毎日新聞社は、日中戦争や太平洋戦争中に戦地にいた特派員らが撮影した写真やネガを活用し、当時の状況を視覚的に分かりやすくまとめた「デジタルアーカイブ」の開発計画を発表しました。渡邉英徳・東京大大学院教授、貴志俊彦・京都大教授らとの共同研究として、戦後80年にあたる2025年の完成を目指します。対象の写真は、戦時中に中国大陸や東南アジアなどで撮影された6万点余。戦闘だけでなく兵士の日常や街の風景、特派員の取材風景なども収められています。終戦前後に軍から焼却命令が出されましたが、当時の社員が大阪本社の地下などに隠し、これまで保管されてきました。
★本日の読みどころ2
「福島第1原発処理水放出計画了承 規制委 7月にも認可」1、25面
原子力規制委員会は18日、東京電力福島第1原発でたまり続ける処理水を海へ放出する設備の設計や手順を盛り込んだ「実施計画」について、審査結果をまとめた審査書案を了承しました。今後規制委が意見を一般公募する「パブリックコメント」を実施。決定されれば規制委の審査は終了します。地元自治体の事前了解が得られれば、放出に必要な海底トンネルなどの設備工事が始まります。しかし、漁業者は放出に反対の立場で、難航も予想されます。
★本日の読みどころ3
「ロシア経済不安じわり 制裁でインフレ、部品不足」2面
ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、米欧諸国や日本は経済制裁を積み重ねてきました。各国の「脱ロシア化」は、ロシア経済や国民の生活にどのような影響を与えているのでしょうか。「飢えているわけではないし、物が無くなったわけでもない。ただ、いろんな品物の値段が上がってしまっているのはつらい」。モスクワのスーパーマーケットで買い物をしていた機械技師のアレクサンドルさん(46)はそう言って、ため息をつきます。特派員がロシア経済の現状を報告します。6面「ロシア 入念な外貨準備 制裁とのチキンゲーム」も合わせてお読みください。
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